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バイオマスと再生資源の関係

最近になってようやく私たちの生活に『リサイクル』ということが根付いてきましたね
服や生活用品、家具などそのまま再度使うというリサイクル
ペットボトルや空き瓶など廃棄物を再処理して新しいものを作るというリサイクル
このリサイクル資源(再生資源)の一部は、バイオマス資源としても活用できるものです

このグラフの丁度円が重なる部分に当たる
・廃調理用油
・古紙
・食品廃棄物
・食品廃棄物
・木くず
・黒液
これらがバイオマスとして利用できるものです
 

現在の日本では、リサイクルが普及してきたとはいえ、実情はまだまだです
たとえばペットボトル、再生されてフリースになったりしてるのはご存知ですよね
では集めたものが100%再生されているか、となると答えは「NO」です
では再生しきれないものは?廃棄物、つまりゴミになってしまう
いくらリサイクルが普及しても、施設や設備がそれに追いつかないと
本当のリサイクルにはつながらないのです
 
バイオマスも同じ
資源として利用できるものを発見しても、まずはそれを集めることから始めなければなりません
今のままでは集めることはできても、いかんせんその量が足りない
エネルギーを作るためには膨大な量のバイオマスが必要なのです
また集まったとしても、それをエネルギー化するまでにとんでもない時間とお金をかけていたのでは
何のためのバイオマス?になる
いかにして多くのバイオマスを集め手早く効率よく
しかもたくさんの量のエネルギーを作ることができるか
それが今センターで日夜研究されている大きな課題です
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